今季からレッドブルに昇格したローソン選手がシーズン開始から不調となり、角田裕毅選手のレッドブル待望論が再燃しています。しかし、海外ファンの間ではレッドブル昇格が必ずしも正解ではないと言った声も多いです。今回は、そんな海外ファンの議論をまとめてみました。
レッドブルのシートは「魔境」?
レッドブル・レーシングのセカンドシートは、マックス・フェルスタッペンの圧倒的な存在感もあり、常に激しい競争にさらされています。角田選手がこのシートを狙うことについて、ファンからは様々な意見が飛び交っています。
“At this point, that second Red Bull seat clearly has the ability to put careers on life support.”
「現時点では、レッドブルのセカンドシートは、ドライバーのキャリアを生命維持装置につなぐようなものだ。」
“Everyone who was given the seat failed.”
「今までそのシートを与えられたドライバーは全員失敗してる。」
“He definitely should want it. Being completely honest, is he ever going to get a seat in a Ferrari, McLaren or Merc? No chance. Red Bull is his only ticket to a top team. If he thinks he has what it takes, you take the opportunity. And if he doesn’t, what is he doing here.”
「絶対狙うべきだよ。正直なところ、彼にフェラーリ、マクラーレン、メルセデスのシートが回ってくると思う?ありえないね。レッドブルは彼にとってトップチームへの唯一の切符だ。もし彼に実力があると思うなら、チャンスを掴むべき。そう思わないなら、ここにいる意味がない。」
“And if he doesn’t, what is he doing here.”
「もし彼がそのチャンスを掴まないなら、一体何のためにここにいるんだ?」
“Yes. His future in F1 is tenuous at best. If he can conquer what others couldn’t that would open a lot of doors for him. If not, well, he probably won’t have a seat next year anyway.”
「イエス。彼のF1での将来は、良くても不安定だ。もし他のドライバーができなかったことを成し遂げられれば、多くの扉が開かれるだろう。もしそうでなくても、どのみち来年はシートがないかもしれないしね。」
“He’s an experienced driver, the red bull car is capable of podiums. if he believes in himself, take it. Sink or swim.”
「彼は経験豊富なドライバーで、レッドブルのマシンは表彰台を狙える。もし彼が自分を信じるなら、挑戦すべきだ。沈むか泳ぐか。」
“Either he takes the chance no regrets or he remains in midfield land scraping points for whatever time is left of his career.”
「チャンスを掴むか、それとも中団でポイントを稼ぎ続けるキャリアを選ぶか。」
“He’s wanted the Red Bull seat for years, and I don’t think Liam’s performances so far are going to dissuade him from wanting it.”
「彼は何年もレッドブルのシートを望んでいたし、今のところリアムのパフォーマンスを見ても、その気持ちは変わらないと思う。」
レッドブルのマシンはフェルスタッペン特化説
レッドブル・レーシングのマシンが、マックス・フェルスタッペン選手に特化しすぎていて、他のドライバーには乗りこなしにくいのではないかという議論も白熱しています。
“I think like max has said, the Red Bull is a particular car to drive. It doesn’t suit all drivers.” 「マックスが言ったように、レッドブルは特殊な車なんだと思う。すべてのドライバーに合うわけじゃない。」
“Max literally just said that he thinks Lawson would be higher up in the grid with the VCARB than with the Red Bull due to just how hard the Red Bull is to drive. While Yuki would do better than P20, I really doubt he’d make it to Q3 with the Red Bull.”
「マックスは、ローソンはレッドブルよりもVCARBに乗った方が上位に行けるだろうって言ってたよ。レッドブルのマシンがどれだけ運転しにくいかってことだ。ユウキなら20位よりは上に行けるだろうけど、レッドブルでQ3に進出できるかはかなり疑問だね。」
↑”Max is just trying to help his teammate. I’m sorry but never should the RB be driven slower than a VCARB. Being in F1 means you’re a top 20 driver in formula racing. You should be able to drive any car they put you in or you simply don’t belong in F1.”
「マックスはチームメイトを助けようとしているだけだよ。悪いけど、レッドブルがVCARBより遅いなんてありえない。F1にいるってことは、フォーミュラレースのトップ20のドライバーってことだ。どんな車でも運転できなきゃ、F1にいる資格はない。」
ユウキには他の選択肢がある
レッドブル以外のチームへの移籍を期待する声も多く、特にアストンマーティンとホンダの提携が、角田選手にとって大きなチャンスになるのではないかと注目されています。
“He seems very at peace with not being at Red Bull, and has great rapport with the VCARB team. I know he wants to move up but I hope it’s with a different team. He’s barely put a foot wrong so far this year, and emotionally he’s matured a lot.”
「ユウキはレッドブルにいなくても落ち着いているように見えるし、VCARBチームとも良い関係を築いている。彼がステップアップしたいのは知っているけど、別のチームでそうなってほしいな。今年はほとんどミスを犯していないし、精神的にもすごく成長した。」
“Only way Yuki gets in another team is with Honda”
「ユウキが他のチームに入るには、ホンダと一緒に行くしかない。」
“He could go to Aston Martin next year and replace Alonso, and drive in that Newey-designed, Honda-powered rocketship.”
「来年アストンマーティンに行ってアロンソの後釜になれるかも。ニューウェイが設計した、ホンダエンジン搭載のロケットに乗れるんだぞ。」
まとめ
今回のスレッドでは、角田裕毅選手のレッドブル・レーシングへの昇格の可能性について、様々な意見が交わされました。レッドブルのセカンドシートのプレッシャー、マシンの特殊性、他のチームへの移籍の可能性、そしてVCARB残留のメリットなど、多角的な視点からの議論が見られました。いずれにせよ、角田選手の今後のキャリアは、彼自身の決断とパフォーマンスにかかっています。どのような道を選ぶにせよ、彼がF1の世界で輝き続けてほしいですね!

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