2025年のF1オーストリアGP決勝がレッドブル・リンクで行われ、マクラーレンのランド・ノリスが優勝しました。チームメイトのオスカー・ピアストリとの激しいつばぜり合いを制しての勝利となり、マクラーレンは圧倒的な速さで1-2フィニッシュを飾りました。このマクラーレンの圧倒的なパフォーマンスと、チームメイト同士の白熱したチャンピオンシップ争いの幕開けを予感させるレースに、海外のF1ファンからは驚きと興奮のコメントが数多く寄せられています。
マクラーレンの圧勝とチーム内の熾烈なタイトル争い
マクラーレンの2台が他のチームを圧倒する速さを見せつけ、他を寄せ付けない展開となりました。これにより、チャンピオンシップはノリスとピアストリのチームメイト同士の争いになるのではないかという声が多く上がっています。ドライバーズチャンピオンシップの行方を占う上で、非常に興味深い状況になってきました。
“Its Lando vs Oscar for the WDC now Welcome back 2014 Mercedes”
「これからはランド対オスカーのWDC(ワールド・ドライバーズ・チャンピオンシップ)争いだな。2014年のメルセデスへようこそって感じだ」
↑”Hopefully it can stay cordial till the end..”
「最後まで友好的な関係でいられるといいけどな…」
↑”They both know this; It’s now or never. 90% likely they will never get a chance to be called World Champion again, so it will get a lot more spicier as the season progresses.”
「2人とも分かってるさ。今しかないってことを。90%の確率で、彼らが再び世界チャンピオンと呼ばれるチャンスはないだろうから、シーズンが進むにつれてもっとスパイシーになるだろうね。」
“The mclarens fucked off into the distance like mercedes in 2014 and 2016. I don’t think anyone’s beating them this season.”
「マクラーレンは2014年と2016年のメルセデスみたいに、彼方へぶっちぎって行ったな。今シーズン、誰も彼らには勝てないんじゃないか。」
“I wouldn’t be surprised to see McLaren do well next year. If the rumours are true about Mercedes’ engine, they’d be the favourites next year. They’d have the same engine, but they’ve had a better car than Mercedes with the same engine since midway through 2023. No reason to think they wouldn’t beat Mercedes again next year, and if they’ve got the best engine as well it’ll take a huge effort from another non-Mercedes powered team to beat them.”
「来年もマクラーレンが好調でも驚かないね。メルセデスのエンジンに関する噂が本当なら、来年の優勝候補筆頭だろう。同じエンジンを積むことになるけど、2023年の中盤からメルセデスより良いマシンを持ってる。来年もメルセデスに勝てない理由はないし、もし最高のエンジンも手に入れたら、他の非メルセデス製エンジンチームが彼らを打ち負かすのは相当な努力が必要になるだろう。」
ノリスとピアストリのクリーンなバトルへの称賛
レース序盤に見られたノリスとピアストリの激しいバトルは、多くのファンを魅了しました。チームが介入せずに2人にレースをさせたことへの称賛の声が多数見られます。ハードでありながらもお互いを尊重し合うクリーンな戦いは、まさにF1の醍醐味と言えるでしょう。
“The first 20 laps or so between the MCL-39s was absolute CINEMA.”
「最初の20周くらいのマクラーレン2台のバトルは、まさに映画のようだった。」
“I sincerely want to thank the pitwall for letting them fight. That was amazing”
「彼らに戦わせてくれたピットウォールに心から感謝したい。素晴らしかったよ。」
“beautiful defense from norris during the start for multiple laps, brilliant from oscar for being stubborn and staying in lando’s drs for so long. good race. championship race still in full play”
「スタートからの数周にわたるノリスの見事なディフェンス、そして粘り強くランドのDRS圏内に留まり続けたオスカーも素晴らしかった。良いレースだった。チャンピオンシップ争いはまだ完全に続いているね。」
“Clean race from Lando. Covered LeClerc in the start and didn’t try to screw his teammate over. Gave plenty of space for side by side racing with Oscar. This is why I’m his fan.”
「ランドのクリーンなレースだった。スタートでルクレールを抑え、チームメイトを陥れようとしなかった。オスカーとのサイドバイサイドのレースでも十分なスペースを与えていた。だから僕は彼のファンなんだ。」
“Good for Lando. And Kudos for Mclaren to letting them race”
「ランドにとっては良かったね。そして彼らにレースをさせたマクラーレンにも称賛を。」
“That was nerve wracking but incredibly fun. Gg Lando, well composed, never cracked under the immense pressure, very impressive win. I’d very much love to see this championship go down to the wire.”
「ハラハラしたけど、信じられないくらい楽しかった。ランド、お見事。冷静で、とてつもないプレッシャーに決して屈しなかった。非常に印象的な勝利だ。このチャンピオンシップが最後までもつれるのをぜひ見たいね。」
中団勢の活躍とベテランの意地
マクラーレンの独走の裏で、中団グループも熱い戦いを繰り広げました。特に、9位入賞を果たしたヒュルケンベルグや、F1初ポイントを獲得したザウバーのガブリエル・ボルトレート、そして6位に入ったRBのリアム・ローソンにも多くの称賛が寄せられています。また、アロンソの巧みなディフェンスも健在でした。
“Hulkenberg really went under the radar today 11 places gained in that Sauber is ridiculous and Alonso being Alonso doing really well to hold off bortoletto”
「今日のヒュルケンベルグは本当に目立たなかったけど、あのザウバーで11ポジションも上げたのは馬鹿げてるし、アロンソは相変わらずアロンソで、ボルトレートをうまく抑えきったね。」
“lawson P6 and both saubers in the points, even with 4 DNFs, is wild”
「ローソンが6位で、ザウバーが2台ともポイント獲得なんて、4台もリタイアしたとはいえワイルドすぎる。」
“Hopefully this is a turning point for Liam who seemingly lost all confidence. He’s a good driver but hasn’t shown much of it this season, here’s to better fortunes incoming.”
「自信をすっかりなくしているように見えたリアムにとって、これが転機になるといいな。彼は良いドライバーだけど、今シーズンはあまりそれを見せられていなかったから、これからの幸運を祈ってるよ。」
“Hulk started P20 then finished P9. Absolute monster.”
「ハルクは20番手からスタートして9位でフィニッシュ。まさにモンスターだ。」
“Ferrari with a good result by being invisible the whole race.”
「フェラーリはレース中ずっと姿が見えなかったけど、良い結果だね。」
“Leclerc’s had quite a few races where he basically doesn’t see anyone for the last 90% of the laps, must be getting bored”
「ルクレールはここ何レースか、ラップの90%で基本的に誰も見ていないようなレースをしているから、退屈してきてるに違いない。」
↑”same for lewis. hes basically been doing laps by himself the last 5 races”
「ルイスも同じだよ。彼もここ5レースは基本的に一人でラップを重ねてる。」
レース戦略と周回遅れの不満
ピアストリの戦略や、周回遅れの車両がレースに与えた影響について、ファンの間では議論が巻き起こりました。ピアストリが不運だったという意見や、マクラーレンの戦略を疑問視する声がある一方で、チームの判断は公平だったとする意見も多く見られました。周回遅れの処理の難しさが改めて浮き彫りになったレースでもありました。
“I’ve never been more frustrated with backmarkers.”
「周回遅れの奴らにここまでイライラさせられたことはないよ。」
“Traffic ruined this race”
「トラフィックがこのレースを台無しにした。」
“The backmarker interference especially with the dirty air this season has been rather frustrating.”
「特に今シーズンのダーティーエアでの周回遅れの妨害は、かなりイライラする。」
↑”I’d be happy with them taking that away if the lapped cars would get the hell out of the way, Fernando nearly causing a 4 car pile up on the last lap trying to unlap himself with DRS was just stupid”
「周回遅れの車がどいてくれるなら、それで満足だよ。最終ラップにアロンソがDRSで周回遅れを取り戻そうとして、4台の玉突き事故を起こしかけたのは本当に馬鹿げてた。」
“I swear no one here actually watches the race. Piastri 1) cooked his tires in the first stint and flat spotted them trying a stupid divebomb, 2) ASKED to be left out for longer and made the strategy call himself. But apparently McLaren cheated him somehow. Feel like people need to just take a breath and stop mindlessly staning drivers, it’s just embarrassing.”
「マジで誰もレースを見てないんじゃないかと思う。ピアストリは 1) 最初のスティントでタイヤをダメにして、馬鹿げたダイブボムでフラットスポットを作った。 2) 自分から長くステイアウトしたいと頼んで、戦略コールを自分で決めた。それなのにマクラーレンが彼をだましたってことになってる。みんなちょっと一息ついて、盲目的にドライバーを応援するのはやめた方がいい。恥ずかしいよ。」
管理人コメント
マクラーレン、強すぎ…!しれっとポイントを稼ぐヒュルケンベルグとアロンソのベテラン勢の活躍も見事でした。
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