イタリアの複数メディアが、F1界の生ける伝説、ルイス・ハミルトンのフェラーリ移籍初日を大々的に報じ、現地は熱狂に包まれているようです。この歴史的な移籍劇について、世界中のファンはどのような反応を示しているのでしょうか?
ハミルトンへの期待とフェラーリの現状
ハミルトンへの期待、同時に近年低迷するフェラーリの現状への不安を口にする人が多く見受けられました。特にフェラーリのストラテジーチームの過去の失態を指摘し、素晴らしいドライバーが揃っても車や戦略が伴わなければ意味がないという意見は印象的です。
“A LOT of hype for Lewis by everyone, we are absolutely honored to have witnessed this historic moment for F1. I have also seen MASSIVE support for Charles still. And of course. He’s our prince. Sainz was supported, but not as much as this, I have seen people go absolutely crazy for both drivers today. Everyone is just praying for a good car even more than usual. The car (or at times the strategy team) let down multiple amazing champions in the past 15-20 years.”
「みんなルイスにすごく期待してる。F1の歴史的な瞬間を目撃できて本当に光栄だよ。シャルルへの支持もすごく感じる。もちろん、彼は僕らのプリンスだからね。サインツも応援されてたけど、ここまではいかなかった。今日は二人ともすごい人気だったよ。みんな、いつも以上に良い車が来ることを祈ってる。ここ15~20年、車(もしくは戦略チーム)のせいで何人もの偉大なチャンピオンが悔しい思いをしてきたからね。」
“Every time Lewis wins a race, It’s gonna be a national holiday in Italy.”
「ルイスがレースで勝つたびに、イタリアでは祝日になるだろうね。」
“To be fair he immediately took the most Italian ass looking photo, how can they not love him? 😛”
「正直、彼はいきなり最高にイタリア人っぽい写真を撮った。イタリア人が彼を好きにならないわけないよな?(笑)」
“And of course. He’s our prince.”
「当然、彼は我々のプリンスだからね。」
“It might go down as the hardest F1 pic of all time.”
「F1史上、最もイケてる写真として語り継がれるかもね。」
“‘He’s going to need to earn the love of the Tifosi’ and the papers already look like this haha”
「『ティフォシの愛を勝ち取る必要がある』って言われてるけど、もうこの新聞の有様だよ(笑)」
“To be a fly on the wall (who can understand Italian) in Maranello bars today…”
「今日、マラネロのバールにいる(イタリア語がわかる)ハエになりたい…」
“The British, Italian anthem combo would be so weird. The Italian anthem is so cheerful it is impossible to sing without smiling. The British anthem is just tedious. Source: Am British.”
「イギリスとイタリアの国歌の組み合わせは変な感じになりそう。イタリア国歌は陽気すぎて、笑顔なしで歌うのは無理だよ。イギリス国歌はとにかく退屈。 ソース: イギリス人の俺」
イタリアメディアの報道姿勢
イタリアメディアの熱狂的な報道ぶりを面白がるコメントが多く見られました。また、イタリア語を学びたいという声も多数あがっており、今回の移籍劇の影響力の大きさを感じます。
“These are daily papers. They change every day. And I doubt they will have leftovers tomorrow.”
「これらは日刊紙だよ。毎日変わるんだ。明日には残ってないと思うよ。」
↑”Some newspapers allow you order specific back editions.”
「新聞社によっては、特定のバックナンバーを注文できるところもあるよ。」
“Ok. Now tell me how can I make you send a copy of one of those magazines/journals to Brazil, please?”
「OK。じゃあ、どうやったらブラジルにその雑誌を送ってもらえるか教えてくれない?」
“Im at a point where I want to learn Italian just for the sake of it. I feel like a little kid, I can’t wait for the season to start now”
「イタリア語を勉強したくなってきた。まるで子供みたいに、シーズンが始まるのが待ちきれないよ」
“The venn diagram of r/formula1 subscribers and Italian Duolingo users is gonna be a goddam circle by the time the season starts at this rate.”
「r/formula1 の登録者と Duolingo(語学学習アプリ)のイタリア語ユーザーは、このままだとシーズンが始まる頃には完全に一致するだろうね。」
ハミルトンの年齢への懸念
40歳を迎えるハミルトンの年齢を不安視する声も少なくありませんでした。一方で、過去にシューマッハが成し遂げた復活劇と重ね合わせ、大きな期待を寄せる声も多数見られました。
“I get the excitement but I have the feeling I’m the only one who doesn’t feel this move work out at all. I wish him all the best truly. But I think leclerc will eat him up. Should make for a very exciting season either way! So for us it’s great. But I don’t feel the hype to be honest.”
「みんなが興奮してるのはわかるけど、この移籍がうまくいく気がしないのは俺だけかな。本当に彼には頑張ってほしいけど、ルクレールに負けちゃうと思う。どっちにしても、すごく面白いシーズンにはなりそう!僕らにとっては最高だけど、正直、盛り上がりについていけないんだよね。」
“I hope he does well, but I can’t help but feel this is going to end up being the same situation as when Michael made his comeback. He’ll have his moments but ultimately will be beaten by a younger team mate.”
「彼が活躍してくれることを願っているけど、ミハエルが復帰した時と同じような状況になるんじゃないかと思わずにはいられない。見せ場はあるだろうけど、最終的には若いチームメイトに負けるんじゃないかな。」
“Imagine the disappointment if he doesn’t win for 2 years and then announces his retirement… I really hope this is gonna be Ferraris year.”
「もし彼が2年間勝てなくて、引退を発表したら、どれだけガッカリすることか…今年は本当にフェラーリの年になってほしいね。」
まとめ
ルイス・ハミルトンのフェラーリ移籍は、世界中のF1ファンに大きな衝撃を与えました。多くのファンがこの歴史的な移籍に興奮し、ハミルトンの活躍に期待を寄せています。イタリアメディアの熱狂的な報道ぶりや、多くのファンがイタリア語学習への意欲を見せていることは、今回の移籍劇の影響力の大きさを物語っています。果たしてハミルトンはフェラーリでどのような活躍を見せるのか、2025年シーズンが今から待ち遠しいですね。

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