2025年のF1日本グランプリ予選、マックス・フェルスタッペン選手が鈴鹿サーキットで驚異的なラップを叩き出し、コースレコードを更新してポールポジションを獲得しました。そのオンボード映像が公開されると、海外のF1ファンからは驚嘆と称賛の声が多数寄せられています。限界ギリギリでありながらも、まるでダンスのようにスムーズなドライビングは、多くのファンの心を鷲掴みにしたようです。一体どのような反応が集まっているのでしょうか?
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神業ラップへの感嘆と鳥肌
フェルスタッペンの今回のラップは、多くのファンにとって鳥肌ものの体験だったようです。「完璧」「スムーズ」「異次元」といった言葉が飛び交い、その走りに魅了された様子がうかがえますね。まるでデモ走行を見ているかのようだと評する声もあり、その完成度の高さが際立っています。
“It’s just a smooth lap, let the car drift onto the kerbs, brake and sharp turn, ease into the throttle out, it’s a goddamn clinic. It looks like a demo lap of how to take Suzuka at close to the limits as possible.”
「ただただスムーズなラップだ。縁石にマシンをドリフトさせ、ブレーキをかけて鋭くターンし、スムーズにスロットルを開けていく。まさに神業クリニックだよ。鈴鹿を可能な限り限界近くで走るためのデモラップみたいだ。」
“Haven’t seen a more pinch-perfect lap around here”
「これ以上完璧なラップは見たことないね」
“It looks so easy when he does it.”
「彼がやるとすごく簡単そうに見えるんだよな。」
“Watching Max at his best is mesmerising.
There’s a precision to every single input, every apex that really speaks to why he can make a difficult car sing whatever tune he wants in a way that often bewilders his peers.”
「最高の状態のマックスを見るのは本当に魅力的だ。あらゆる入力、あらゆるエイペックスへの精度が、なぜ彼が難しいマシンを意のままに歌わせ、しばしば他のドライバーを困惑させることができるのかを物語っている。」
“He makes it look so damn easy and effortless. So smooth. Must be absolutely soul crushing seeing this as a competitor”
「彼はそれをめちゃくちゃ簡単で楽そうに見せるんだ。すごくスムーズ。ライバルとしてこれを見るのは、心が折れるに違いないね。」
“So tidy, made it looks so easy.”
「すごく綺麗で、簡単そうに見える。」
“They say there’s no perfect lap but this… buttery smooth perfect, incredible.”
「完璧なラップなんてないって言うけど、これは…バターみたいにスムーズで完璧、信じられないよ。」
“At last, I have seen the perfect F1 lap. I can die in peace like Yoda”
「ついに、完璧なF1ラップを見た。ヨーダみたいに安らかに逝けるよ。」
“Literal chills.”
「マジで鳥肌立った。」
鈴鹿の難コーナーを攻略する超絶技巧
鈴鹿サーキットはドライバーのスキルが試されるテクニカルなコースとして知られています。特にS字、デグナー、スプーン、130R、最終シケインといった難コーナーでのフェルスタッペンの走りは、ファンに強烈な印象を与えたようです。ミリ単位の精度と完璧なタイミング、そして限界を超えているかのようなスピードに、多くの称賛が寄せられています。
“That Spoon Curve entry was insane!”
「あのスプーンカーブへの進入はヤバかった!」
↑”Said exactly the same thing. It’s absolutely insane entry speed and uses every inch.”
「まったく同じことを言ってたよ。信じられない進入スピードだし、トラックの隅々まで使ってる。」
↑”He throws it in so hard there, the entire lap is just sublime!”
「あそこにマシンを放り込む勢いがすごい、ラップ全体がただただ崇高だよ!」
“The exit of Degner 2 and the entire final chicane were mind blowingly good. Unreal lap.”
「デグナー2の出口と最終シケイン全体が衝撃的に良かった。現実離れしたラップだ。」
↑”The entrance to Degner 1 is insane as well. Just turns perfectly”
「デグナー1への進入もヤバいね。完璧に曲がってる。」
↑”His exit from the final chicane was brilliant as well, the car is very difficult to get on the throttle after rocking the kerbs but Max’s timing and precision on steer and throttle is just incredible.”
「最終シケインからの彼の脱出も見事だった。縁石に乗った後、マシンをスロットルに乗せるのは非常に難しいけど、マックスのステアリングとスロットルのタイミングと精度は信じられないほどだ。」
“Always thought 130R required the drivers to absolutely throw it in with full force and battle the car through the G force. Here is Max casually just turning the wheel slightly as if he’s playing a sim. Insane performance”
「130Rは、ドライバーが全力でマシンを投げ込んで、Gフォースと戦いながら駆け抜ける必要があるとずっと思ってた。なのにマックスは、まるでシミュレーターでプレイしてるかのように、軽くハンドルを切るだけだ。狂気のパフォーマンスだよ。」
“These cars now from Turn 1 through to Degner 2 are just beyond comprehension… incredible speed and grip. That was some lap from Max.”
「今のマシンは、ターン1からデグナー2までがもう理解を超えている…信じられないスピードとグリップだ。マックスのラップはすごかった。」
“He used every mm of the circuit. Insane! What a driver”
「彼はサーキットの隅々まで使っていた。ヤバい!なんてドライバーだ」
「マシンか?ドライバーか?」論争再燃?レッドブルのマシン性能とマックス
近年のレッドブルの強さ、特にフェルスタッペンの圧倒的なパフォーマンスに対し、「マシンが良いのか、ドライバーが良いのか」という議論は常にファンの間で交わされてきました。今回の鈴鹿でのラップを受け、再びその議論が活発になっているようです。レッドブルのマシンは最速ではない、むしろ扱いにくいという見方もあり、それでもポールを獲得するフェルスタッペンの卓越した能力を称賛する声が多く見られます。
“I remember the days when they said it was just the car ☕️”
「『ただマシンのおかげだ』って言われてた日々を思い出すよ☕️」
↑”Now we say this is despite the car.”
「今じゃ、マシンにもかかわらず、って言われてるな。」
↑”It’s now at a point where it’s all Max. The car is awful. He’s pulling that car by the scruff from back end of the top ten to pole and I’ve got no words. Simply lovely”
「今はもう完全にマックスのおかげって段階だね。マシンはひどい。彼はそのマシンをトップ10の後方からポールに引きずり上げてる。言葉もないよ。ただただ素晴らしい。」
↑ “I myself said that a few years ago I actually thought he would fade away with a midfield car. I also have no problem admitting i was wrong.”
「数年前、彼が中団のマシンに乗ったら消えていくだろうと本気で思ってたって自分で言ってたよ。自分が間違ってたって認めるのにやぶさかではないけどね。」
↑”No offense but it’s clearly the car. You think he could get around the track that fast without a car? Please.”
「悪気はないけど、明らかにマシンのおかげだよ。彼がマシンなしであんなに速くコースを回れると思う?頼むよ。」
↑”They are now saying that the car is good but only tailored to Max. I do understand it though, Max is making his teammates look like amateurs which raises a lot of suspicions. He is that good”
「今じゃ、マシンは良いけどマックスにしか合わせられてないって言われてる。でもそれは理解できるよ、マックスはチームメイトをアマチュアみたいに見せつけてるから、多くの疑念を招いてるんだ。彼はそれほど優れてるってことさ。」
“Pole in the 5th?? fastest car. This guy is different”
「5番目に速いマシンでポール?? この男は違うな。」
↑”Feel like we’re adding one each weekend. By Spa it’ll be the 12th best car on the grid. Amazing lap but the Red Bull does have pace in it – I’d say it was 2nd/3rd quickest.”
「毎週末、順位が下がってる気がするな。スパまでにはグリッドで12番目に速いマシンになってるだろう。素晴らしいラップだったけど、レッドブルにはペースがあるよ – 2番手か3番目に速いと思う。」
↑”I’d say its 3rd fastest at best and 4th at worst. Either way, definitely not pole material.”
「良くても3番手、悪くても4番手の速さだと思う。いずれにせよ、ポールポジションを取れるような素材じゃないのは確かだ。」
“It must be so frustrating to be a Red Bull engineer and know your car does have pace, but it can only be unlocked by one of the greatest drivers in history.”
「レッドブルのエンジニアにとって、自分たちのマシンにペースがあることを知りながら、それが歴史上最も偉大なドライバーの一人にしか引き出せないというのは、とてもフラストレーションがたまるだろうね。」
明日のレースはどうなる?マクラーレンとの比較と展開予想
予選での驚異的なラップの後、ファンの関心は決勝レースの展開に移っています。特に好調なマクラーレン勢との比較や、予想される天候(ウェットコンディションの可能性)が話題の中心です。レッドブルのタイヤデグラデーションを懸念する声もあり、ドライとウェット、それぞれのコンディションでどのようなレースになるのか、様々な予想が飛び交っています。
“Suzuka is one of those tracks that kinda require a flow state mindset. Float from corner to corner where messing up one corner means you mess up 2-3 more. You could have the faster car but mistakes are a chain reaction so with McLaren making minor errors, Max snatched pole.”
「鈴鹿はフロー状態の考え方が必要なトラックの一つだ。コーナーからコーナーへと流れるように走り、一つのコーナーでミスをすると、それが2つ、3つと連鎖してしまう。より速いマシンを持っていても、ミスは連鎖反応を起こすから、マクラーレンが小さなミスをしたことで、マックスがポールを奪ったんだ。」
↑”Could very well be the story of the championship this year. Max does not have to beat McLaren just make less mistakes.”
「これが今年のチャンピオンシップのストーリーになるかもしれないね。マックスはマクラーレンを打ち負かす必要はなく、ただミスを少なくすればいい。」
“And a wet race tomorrow. Max doing his bit to hold off the McLaren domination”
「そして明日はウェットレースだ。マックスはマクラーレンの支配を食い止めるために自分の役割を果たしている。」
↑”If Lando fumbles in the race, Max may very well take back the championship lead.”
「もしランドがレースでしくじったら、マックスはチャンピオンシップのリードを取り戻す可能性が十分にある。」
“Can he hold off McLarens better in dry or wet? He wasn’t asked which weather would prefer. Wow, that was stunning.”
「彼はドライとウェット、どっちの方がマクラーレンを抑えられるかな?どっちの天気を好むかは聞かれてなかったけど。見事だったね。」
↑”He can try in the wet. But there’s no chance in dry. McLaren is way too quick.”
「ウェットなら試せるだろうけど、ドライじゃチャンスはないな。マクラーレンが速すぎる。」
↑”He’s not getting passed in the wet. In the dry I think McLaren gets him. They’ve got too much extra pace. “
「ウェットで彼をパスするのは無理だろう。ドライならマクラーレンが彼を捕まえると思う。彼らには余分なペースがありすぎる。」
↑”There’s a chance in the wet IMO. But I don’t think there’s a chance if it’s dry/a pretty normal race. McLaren have more pace and the Redbull has probably the worst tire degradation out of the top 4 teams”
「ウェットならチャンスはあると思う。でも、ドライやまともなレース展開ならチャンスはないだろうな。マクラーレンの方がペースがあるし、レッドブルはおそらくトップ4チームの中で最悪のタイヤデグラデーションだろう。」
過去の伝説的ラップとの比較:モナコ、ジェッダ、そして鈴鹿
フェルスタッペンのドライビングは、しばしば過去の自身のラップや、F1史に残る伝説的なラップと比較されます。今回の鈴鹿での走りは、特に2023年のモナコでのポールラップや、惜しくもクラッシュで未完に終わった2021年のジェッダでのラップと比較する声が多く上がっています。それぞれのラップにドラマがあり、どれが最高かは個人の好みによるところが大きいようですね。
“Along with the Monaco 2023 lap this is one for the ages”
「モナコ2023のラップと並んで、これは後世に残るものだね。」
↑”I still feel sad aboud the lap in Saudi-Arabia”
「サウジアラビアでのラップのことは今でも悲しいよ。」
↑”That Monaco lap still blows my mind.”
「あのモナコのラップは今でも衝撃的だよ。」
↑”Yeah, I feel the same. But it just shows how he could go from there to the laps in Monaco and today’s one. He just keeps improving.”
「ああ、同じ気持ちだよ。でも、そこからモナコのラップや今日のラップに至るまで、彼がどうやって進化してきたかを示してる。彼はただただ向上し続けてるんだ。」
↑”That was probably the best lap i had seen on TV live. The gap he had been pulling during that lap was simply lovely.”
「あれはおそらくテレビで生で見た中で最高のラップだった。あのラップ中に彼が築き上げていたギャップは、ただただ素晴らしかった。」
“Now I’m kind of glad Jeddah 2021 was his ‘greatest’ lap so far. This is a FAR better place to top off your quali highlight reel”
「ジェッダ2021がこれまでの彼の『最高の』ラップだったことが、今となってはちょっと嬉しいよ。こっちの方が予選ハイライトリールを締めくくるにははるかに良い場所だ。」
↑”Man.. An incomplete lap can’t be a “greatest” lap, no matter how good the rest of the lap was. I don’t believe Max would consider it one of his best laps, considering he messed it up in the end
Monaco 2023 is right there.”
「おいおい…未完のラップが、残りの部分がどれだけ良くても『最高の』ラップにはなり得ないよ。マックス自身も、最後で失敗したことを考えれば、あれを自分のベストラップの一つとは考えないだろう。
モナコ2023があるじゃないか。」
↑”Jeddah had it all man, up until that final corner. The story, the tension, Max visually being on and over the limit. It was just pure chef’s kiss. And then the final corner came.
It’s IMO the most beautiful lap ever. You didn’t even need to look at the timing to see how insanely fast Max was driving there. You could feel it right in your living room. Everyone who was watching was just in pure awe at that moment.
If not for the final corner it would’ve probably been a top 3 greatest ever quali lap. I’m saying top 3 because in the end it’ll be your own personal bias on which would he the best. Just like whoever you think the GOAT is.”
「ジェッダは最後のコーナーまで、全てが揃ってたんだ。ストーリー、緊張感、マックスが視覚的にも限界ギリギリかそれ以上だったこと。まさにシェフのキスのような純粋さだった。そして最後のコーナーが来たんだ。
個人的には、あれが史上最も美しいラップだと思う。タイミングを見なくても、マックスがあそこでどれだけめちゃくちゃ速く走っていたかわかる。リビングルームにいながらにしてそれを感じられたんだ。見ていた誰もが、あの瞬間、ただただ畏敬の念に打たれていた。
最後のコーナーがなければ、おそらく史上最高の予選ラップトップ3に入っていただろう。トップ3と言っているのは、結局どれが最高かは個人のバイアスによるからだ。誰がGOAT(史上最高)だと思うかと同じようにね。」
ユーモアと熱狂:ファンたちの様々な反応
驚異的なパフォーマンスに対しては、真面目な分析だけでなく、ユーモアを交えた反応や、純粋な熱狂を示すコメントも多く見られます。かなり過激(?)な表現から、シンプルな感嘆まで、ファンたちの興奮ぶりが伝わってきます。
“Porn”
「ポルノだね。」
↑”Just perfection. He sent it since he already had a good banker, and aced the lap.”
「ただただ完璧。彼はすでに良いバンカーラップがあったから、思い切って攻めて、ラップを完璧に決めたんだ。」
“Wonder how he passes the weight test with such cojones de acero!”
「あんな鋼のキンタマを持ってて、どうやって重量検査をパスするんだろう!」
“Sometimes you see things in sports and think “eh, I could do that”. This is not one of those times.”
「スポーツを見ていて、『まあ、俺でもできるな』って思うことがあるだろ。でもこれは違うな。」
まとめ
マックス・フェルスタッペン選手が鈴鹿サーキットで見せたコースレコードのポールラップは、海外のF1ファンに大きな衝撃と感動を与えたようです。ラップそのものの完璧さやスムーズさへの称賛、鈴鹿の難コーナーを攻略する卓越したドライビングテクニックへの驚き、そしてレッドブルのマシン性能を巡る議論などが活発に交わされていました。ウェットレースが予想される決勝で、このポールポジションをどのように活かすのか、そしてマクラーレン勢との激しいバトルに注目が集まります!
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